子供は失敗を経験してこそ育つ。

子育てに大切なことの一つとして大切なことは、「先回りしてお世話しない」こと、ということは最近では認知されていることと思います。そこでよかれと思ってやってしまいがちなよくある「先回りお世話」について経験したことを紹介したいと思います。

親が何でもやっちゃうと子供は何も考えて行動しなくなってしまう

一緒に料理をすることが子供にとってとてもいいとはよく聞きますが、時間や心の余裕があればこそのことだと思います。忙しく、イライラしている状態ではなかなかお手伝いをお願いするのもハードルが高いです。でも、すべてお母さんが準備してしまうと、子供はお母さんがやるもの、と興味を持たなくなってしまいます。こうなると子供はどこにお皿があるのかさえも分からなくなってしまいます。食事をするのに最低限の食器を出す、お茶をコップに注ぐといった簡単だけど家族の役に立つことを子供にやってもらうと、子供は役に立っているという自信を持ちます。

注意するのが、例えばお茶を入れるときにこぼしたりしてしまっても絶対に怒らないことです!ついつい、「なんでこぼすの!?」と言ってしまいがちですが、言ってしまうとたちまち子供は自信をなくし、次またお茶を注ぐことをいやがってしまいます。「タオル持ってきて拭いたら大丈夫よ」と言ってあげるとその失敗から、リカバリーの方法を覚えて失敗しても大丈夫!と思うようになってくれます。

大切なのは、失敗させてやり直しをさせることだと日々痛感します。その時は決して怒らないこと!!怒ってしまうと失敗を恐れる子になり、挑戦することをためらうことになります。私の子供もお茶をこぼしたときに怒ってしまい、お茶を注ぐことを嫌がるようになってしまいました。

失敗しても、怒らない。対処法を教えるチャンスだとポジティブな考えを持てば先回りしてしまうことがグッと減ると思います。


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